十二運 第 9 位相
墓(ぼ)
蔵に納める時
意味
墓は気の盛衰十二段階のうち、実りを蔵に納めて次の芽を静かに宿す位相にあたる。集める力・整理する力・保つ力が澄んで灯るのが、この時期の固有の働きだ。分散していたものを一箇所にまとめ、次に必要になるまで丁寧に仕舞っておく型に持ち味が発揮される。蔵の中で種が静かに眠るように、整理と保管の中でこそ気づく縁があり、小さな充足感が心に満ちていく位相として働く。
大運の 10 年期に巡ってきたとき
大運の十年期に墓が巡るとき、集める・まとめる・記録するという行為に自然と色合いが集まる。散らばっていた仕事・関係・資料を一つの蔵に整理していく、そうした色の濃い十年としての巡りとなる。表向きの動きは控えめでも、蔵の中には次の位相へ向かう種が静かに宿っている。丁寧な仕舞い方そのものが後の伸びを支えると捉えると、この時期の過ごし方に落ち着いた手応えが灯してくる。